建設業の場合、1つ1つの建物の特性が異なるため、まったく同じ作業をひたすら繰り返していくことはできませんし、それらの仕上がり具合をまったく同じ方法でチェックすることもできません。そこに建築業での品質管理の難しさがあります。
しかし私たちは、マンション改修工事という建設工程の中に共通するチェックポイントを見つけ出し、独自の品質管理体制を確立しています。
材料は言うまでもなく、マンションそのものを支える大事なものです。
私たちはそれぞれに異なるマンション特性に応じた材料の選定を厳しい目で行い、高い品質維持に努めています。また、材料を受入れる際には、ネジ一本に至るまでの材料リストを作成し受入検査を実施し、工事仕様書と照らし合せるなどの材料品質の確認を行っております。
施工も大切な仕上がり品質を左右する重要な管理対象です。
私たちは、施工のステップを、「計画段階」「施工段階」「確認段階」とそれぞれの工程において写真で記録を取りながら次の段階へと進んでいく手法で施工を進めていきます。この手法で施工を行わないと数年後に万が一不具合が発生した場合、その過程が分からなければ原因の追及も施工のしようもないからです。
後々のことも考えてきちんとした仕事を行うことが私たちの使命だと考えています。