大規模改修工事の工期は、大型集合住宅の場合では長い場合には6ヶ月以上に及ぶ場合もあります。
その間、居住者様の普段の暮らしに関わる制限や不便を可能な限り少なくする工夫は工事事業者として当然のことですが、私たちが最も心がけているのは「すべては安全のために」という視点です。
これは、居住者様のご家族だけでなく、近隣住宅の居住者様、そして、工事関係者、改修工事を行う現場と工事関係車両の運搬経路までを含めた、工事期間中の地域全体の安全を考え、守るという、日本土建工業株式会社が自らに課した、私たちのサービスの原点なのです。
- 幼稚園児のスクールバス停車場付近での作業(工事車両乗り入れ含む)は運転時間に応じて中止、中断の措置をとり、かつ重点的に誘導員を配置いたします。
注意標識は必要に応じ幼児用を準備します。
- 出入り口には、上部からの落下物を防止する設備(朝顔養生)を設けます。
- 通勤・通学路での作業は通学(登下校)時間を避けるようにし、安全の充分配慮するものとします。
階段室などの通路は作業中も通行に支障のないようにいたします。
- 足場の搬入、組み立て、解体時には誘導員を適所に配置いたします。
お子さまが足場に登れないよう措置をいたします。
- 工事車両は、ステッカーなどを用いて明確にいたします。
工事車両の現場周辺走行は徐行運転を遵守いたします。
- 作業範囲内には「立ち入り禁止」の標識を設置いたします。
防護柵を設け、危険地帯への立ち入りを防止し、安全通路を確保いたします。
居住者に対し、危険を認められたときは、速やかに作業を中断し、安全の確保を図ります。
危険地域への立ち入り禁止や注意事項の周知(お知らせ)を徹底します。
また、足場が組み上がった段階で実際に現場に足を運んで頂いて、危険であることを体感して頂いております。なぜ危険であるのかをしっかりと認識して頂くためです。このことが住民の皆さまのやりとりや口コミで広がっていくので安全に対する認識度が高まっていくのです。
住民の皆さまの安全はもちろんのこと、弊社スタッフの安全対策も十二分に行っております。1つの事故は工事の成果を台無しにします。
月に一度の全体工程会議や、週に一度の職場長会議、毎日の朝礼・終礼はもちろんのこと、管理人さんやマンションに出入りするすべての方に対して風紀・マナーを徹底することが安全対策へと繋がっていると考えています。